イモータルへの道

その5 再会ガントレット


私が高校受験でしばらく4000ヘルスのボーリング場に行かなかった間に、 とうとう、そこからもガントレットは撤去されてしまった。

私は東京の某私立高校に進学し、練馬の田舎まで電車で通学することとなった。
毎日のように、渋谷、原宿など、おしゃれなスポットを通過するが、硬派で人見知りをする私は 原宿などには3年間高校に通っていて片手で数えるほどしか下車することは無かった。

ガントレットがやりたい・・・。
私はガントレットがどこかにおいていないかと、自称ゲーマーで友人の、JUN氏にたずねてみた。
彼は、某都内(渋谷付近の)私立高校に通っていて、 彼の外見は「ゲゲゲの鬼太郎」に出てくる「ねずみ男」か、ゲーム「ワルキューレの伝説」 に出てくる「ズーリー・ズルコビッチ・コズルイネン」(スール)に似ているのだが、 実は性格もそれにそっくりという、困ったやつ。
味方であればそれほど害は無いが、敵だとかなり迷惑な人物である。

そいつとは、中学のころからシロツグ氏と一緒に、D&Dをプレイしたり、 また、高校時代は地元のゲーセンと交渉して、 「ストリートファイター2」のゲーム大会を開催したり、した仲であった。
また、大阪の花の万博では、「ドルアーガの塔」(現在二子玉川のナムコワンダーエッグにあるやつの 試作品)をプレイして、その日のハイスコアを出したりした。

ねずみ男の紹介ばかりをしていてもしょうがないので、本題に戻すと、 彼が言うには、渋谷センター街のビルの「渋谷会館」というゲーセンに「ガントレット」がおいてある と言うことである。
早速行って探してみると、3階の古いゲームがおいてあるコーナーの隅に、ガントレットが おいてあったのである。

早速プレイ、懐かしさがこみ上げた。

それから、しばしば(つきに一回くらい)そこでガントレットをプレイすることになった。
もう、このころは1コインでかなり長時間プレイできるくらいの腕前になっていた。
そして、このころ、一人でプレイをするのならば、ウィザードよりも、エルフの方が有利だと言うことを 気づきはじめた。

隣には「ストリートファイター1」の筐体(パンチボタンとキックボタンが圧力センサーの大きいやつ。) が置いてあって、 なかなか楽しそうではあるが、ワンコインで5分くらいしか持たないのをかわいそうに 眺めながらプレイをしたものである。

高校生ともなって、攻略法の概念がつかめてきた私は、 ここで、幾度とプレイをして、エンドレスプレイヤーには至らないまでも、20から30レベルくらいまで 到達できる「半日プレイヤー」となった。
しかし、この程度のプレイヤーレベルでは、高いレベルの面に行くと、 敵のスピードが上がって、結局は死んでしまうのである。

ここで鍵となるのはやはりパワーアップアイテムであると言うことに気がついた。
高いレベルに行くまでにパーマネント・ポーションを集めていかなければならないのである。
しかし、私にはシーフの行動パターンがどうしてもわからなかった、 あの不規則な動き・・・。なぜ、ショットをよけられてしまうのだろう・・・。
(あとで、答えがわかると、本当にあきれるほど単純なのだが・・・。)
パーマネント・ポーションを取っても、結局はシーフに取られてしまうのだ・・・。

シーフ対策をしなければ、これ以上のプレイヤーレベルに達せないということに気がつき、 壁にぶつかるのであった・・・。

その6 イモータルとの出会いへ
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